2008年09月19日

2008年度(平成20)踊り町・榎津町

榎津町の由来
献燈
 町名は筑後榎津(現・福岡県大川市)産の家具類を扱う商人がこの町に集住していたことからこの町名になった。現在は、万屋町の中に入ってしまったが、「長崎くんち」には昔の名前、町域で出場している。

榎津町の傘鉾
 飾(だし)は酒井彫雅堂(魚の町)の作。白木八足に真薦を敷き、榊を合わせ金蒔絵三社紋の黒漆三宝に銀の御神酒瓶一対を並べ、白木の肴台に、注連縄飾りの海老を中にしてビードロ細工の双掛鯛を配す。
 は 〆縄飾り。
 垂れは京都の龍村美術織物作。地紋に三社紋を配した亀甲の上に流鏑馬装束に身を包んだ送馬模様を羽二重紅地錦織に表す。神前であることを考慮して敢えて矢を射る所作を割愛してある。
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2008年09月18日

2008年度(平成20)踊り町・金屋町

金屋町の演し物

本踊
 古典調の本踊り「秋晴勢獅子諏訪祭日(あきはるるきおいのししのすわのまつりび)」を奉納。これは明治大正の頃、金屋町は獅子舞を奉納していたことにちなみ、勢獅子がメインの本踊りを奉納される。2人がそれぞれ獅子の前足(上半身)と後ろ足(下半身)に入り、息の合った踊りを披露。踊り馬場を縦横無尽に駆け踊る二頭の獅子が見どころ。
所望踊り」では子どもたちが町名の由来を紹介する「金屋町の唄」に合わせて踊る。

「昔むかしはさかなや町 さかな市場があったげな。さかな市場がのうなって さの字をとってかなや町〜♪」
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2008年09月17日

2008年度(平成20)踊り町・金屋町

金屋町(かなやまち)の由来
献燈
 金屋町の由来は諸説ある。町ができた当時、この辺りは海に面した丘陵地で寛永年間(1624〜43)金屋町に開設魚類集散場(魚市場)が置かれていたことから「さかなやまち」と呼ばれていたのだが、いつの間にか「さ」が取れて、「かなやまち」になったという説。また、主に金物の日用品を取扱う金物業者・金属商が多く住んでいたからこの町名になったという説がある。

金屋町の傘鉾
 飾(だし)は老松の下に天孫降臨先導役・猿田彦大神の朱塗りの面を方位石の上正面に据え、右に鉾、左に太刀、三社紋に白菊、背に御神号を拝す。
 輪は 〆縄飾。
 垂れは、西陣織、赤地雲立、枠金襴三丁織。
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2008年09月16日

2008年度(平成20)踊り町・新大工町

新大工町の演し物
 詩舞(しぶ)・曳壇尻(ひきだんじり)
吟詠に合わせて袴姿の若い女性たちが優雅に詩舞「祝賀の詞」を披露する。
 「曳壇尻」は総檜造り。本漆塗りで1986年(昭和61)に新造された。屋根飾りは大工職人の町として、匠職人が崇敬する春日大社の前庭を模して、白木の春日鳥居を中心に、松と紅葉を左右に配し、その前に春日大社の祭神が常陸の国から白い神鹿の背に乗って来られたということで「鹿」二匹を配する。屋根に大工の職人尽くしの彫刻。
 曳壇尻は、長采一人、添采四人、根引二十人で曳き廻す。囃子方は子供七人で曳壇尻に乗り、大太鼓、締太鼓、小鐘を打ち込む。長さ5m、重さは3t。
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2008年09月15日

2008年度(平成20)踊り町・新大工町

新大工町の由来
献燈 大工町が手狭になったので新しく大工職人が集まって造った町。新大工町が出来たとき、大工町は、本大工町となった。その後、1672年(寛文12)に新大工町と出来大工町に分割された。

新大工町の傘鉾
 飾(だし)は町と由緒の深い奈良の春日明神に、金色の春日燈篭を秋の季節をあらわす紅葉の下に配し、燈篭献上をあらわしている。
 輪は〆縄飾り。
 垂れは、正絹両練固地織薄茶地固流紋に諏訪大神、森崎大神 住吉大神の三社紋の金刺繍。
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2008年09月14日

2008年度(平成20)踊り町・諏訪町

諏訪町の演し物
 龍踊(じゃおどり)
諏訪神社の使いが白蛇だと伝わることから、諏訪町の奉納踊りは、白龍(しろじゃ)も登場する。
 諏訪町の龍踊りは1886年(明治19)、蛇踊りの奉納から始まり、120年以上の歴史を誇る。1957年(昭和32)、蛇踊の表記が龍踊に変更される。青龍(あおじゃ)に、復活した白龍と子供達の子龍(青、白)の計三匹が加わった。1986年(昭和61)からは孫龍も登場する。
 響きわたる勇壮な銅鑼(ドラ)や太鼓、長喇叭(ながらっぱ:龍の鳴き声)の龍囃子にのって、生命を吹き込まれた龍が体を上下左右に振り、くねらせながら玉を追いかけ舞う。青龍と白龍がともに踊る「双龍の舞」は見せ場。
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2008年09月13日

2008年度(平成20)踊り町・諏訪町

諏訪町の傘鉾

 (だし)諏訪神社の御紋、梶の葉に諏訪町の町名を記し松と玉垣を配している。
 昔は老松の下に二十四孝の諏訪法性の兜を飾に、垂れ(幕)もこれに調和した諏訪伝統を刺繍したものであった。
 は 〆縄飾り
  垂れは歌舞伎「本朝廿四考」謙信館奥庭狐火の段。緋の塩瀬羽二重に諏訪町の町名に因み、諏訪社、湖を渡る白狐、氷裂、稲妻の図を巧みに取り入れてられており、寛政〜文化年間(1789〜1817)に製作されたものであろうと考えられている。

 傘鉾垂及び下絵は長崎市指定有形文化財・指定年月日:昭和49年3月8日
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2008年09月12日

2008年度(平成20)踊り町・諏訪町

諏訪町の由来
献燈
 この町名は、長崎の氏神様である諏訪神社に由来する。1555年(天文24)頃、諏訪神社が長崎で最初に勧請された場所が、寺町の長照寺山門付近だった。この場所は毛皮屋町の一部だったが、諏訪神社が祀られていたことでこの付近を諏方町と呼ぶようになる。江戸時代には諏方町と称していたが明治以降、諏訪町に変わり、さらに1966年(昭和41)町界変更で付近の町を吸収して現在の諏訪町になる。
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2008年09月11日

2008年度(平成20)踊り町・新橋町

新橋町の演し物

阿蘭陀万歳
 明治大正の頃は「本踊」、昭和26年から「阿蘭陀万歳」の奉納。
 阿蘭陀万歳は、もともと日本舞踊・花柳流が1933年(昭和8)に創作した踊り。
 「長崎くんち」の奉納踊りとしては1951年(昭和26)、新橋町が初めて取り入れた。
 オランダから長崎へやって来たオランダ人の「万歳」と「才蔵」が、長崎の町の風景を見ながら、おもしろおかしく踊る。うちわを手にする万歳と鼓を持つ才蔵、二人が鼓を取り合うコミカルな動きの踊りが見どころ。
 今年は22年ぶりに長崎検番が奉納する。東京で生まれたこの踊りを、「長崎くんち」の名物へと根付かせた新橋町と、長崎検番の誇りをかけて本番に望む。
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2008年09月10日

2008年度(平成20)踊り町・新橋町

新橋町の由来
献燈 はじめ毛皮屋町と称し中国より輸入された毛皮を加工・製品化する人達がこの町に住んでいた。後に、新橋町と改称された。1966年(昭和41)新橋町は諏訪町の中に含まれてしまったが、「長崎くんち」には新橋町の名前で出場している。

新橋町の傘鉾飾り
 飾(ダシ)は福禄寿を意味して朱塗りの花台に鹿の香炉、その前に香炉にあわせてお多福の面を前にした香合、台の下には霊芝を植えた盆栽。輪はビロードに町名を金刺繍。垂模様は朱塗の勾欄の雲の浮橋を塩瀬羽二重に金刺繍。
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