2008年04月30日

一ノ瀬口(いちのせぐち)

一ノ瀬口(いちのせぐち) 長崎市指定有形文化財:昭和45年10月7日指定
 一ノ瀬口は、一ノ瀬橋を中心とする旧長崎街道の一部を言う。
一ノ瀬橋 一ノ瀬橋(中島川上流・一ノ瀬川に架かる橋)は、唐大通事陳道隆(1617〜1676)によって架けられた。道隆は日本名を潁川藤左衛門といい、前妻慶林の没後、後妻に代官末次平蔵の娘を迎えるが、その妻・法春院も1652年(慶安5)に病没した。その法要追善として翌1653年(承応2)に日見峠への道筋にあたるこの場所にアーチ式石橋「一ノ瀬橋」を架けた。
 橋銘にローマ字で「ICHINOSEBASHI」とあるが、これは、1887年(明治20)頃刻まれたものであるという。(一説には1882年(明治15)の日見国道改修の折り説がある)
 昔、一瀬橋の傍らには「一瀬の茶屋」という茶屋があったが、この付近は清流が流れ夏は蛍が乱舞する名勝地だったことから、いつしかこの茶屋を「蛍茶屋」と呼ぶようになった。また、長崎を旅立つ人と、見送りの人たちが別れを惜しんで酒を酌み交わしたのも、 この茶屋であった。
場所:長崎市本河内町

posted by 太鼓山 at 09:12| 長崎 | 長崎の石橋群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
私が散策して、ひらい出した最新の人気商品はこれ!