2008年01月19日

長崎の中国食文化1

長崎の中国食文化
 一般に中華料理といわれるものが中国料理であり、長崎の中国料理は、主に福建地方から伝わっている。福建料理は、料理素材それぞれに下味を付けることが多く、また、香辛料もよく使われ、材料に海産物が使われることが特徴の一つである。
 「長崎史・風俗編」によると、唐人屋敷が設けられた1689年(元禄2)頃には、中国料理を専門にした料理人が35〜36人も長崎にはいたという。
普茶(ふちゃ)料理
 中国の黄檗寺院で行われた精進料理で、隠元ら黄檗宗の僧によって長崎へ伝えられ、中国系の寺院で普茶料理として広まった。普茶料理の「普茶」というのは黄檗禅の「普く茶を供す」ということになるが、比較的簡素な食事である。
 料理の特色は、肉、魚類を一切使わない全くの精進料理で、材料は全て植物性のものを用いる。出汁は昆布や椎茸を使い、豆腐や胡麻が使われ栄養値は高い。主な料理に、巴饅頭(桃饅頭を油で揚げたもの)や昼夜揚げ(山芋または豆腐・海苔を使い鰻の蒲焼に似せた物、いわゆる“もどき料理”)、雲片(料理の際に使った食材の切りくずをアンかけにしたもの。食材の一切を使い切るという普茶料理の精神)などがあり、大きな器に盛られた円卓を何人かで囲み、それを自分の取り皿へ取り頂く。この普茶料理は、長崎の精進料理に大きな影響を与えた。
posted by 太鼓山 at 08:53| 長崎 ☁| 中国(唐)文化と長崎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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