2007年08月01日

長崎事始め・飾りそうめん

地蔵祭りの飾りそうめん
 長崎市飯香浦(いかのうら)町・太田尾(おおたお)町で毎年7月に行われる地蔵祭りの飾りそうめんの技術は江戸中期頃より開始されたといわれる。
 飯香浦地蔵(いかのうらじぞう)に祭られる飾りそうめんは、鎧兜と幔幕(まんまく)一対を制作すらが、幔幕は一本の棒にリリアン編みの洋式で編み上げる。鎧兜は木と紙による枠に上下に分けて生そうめんと元結い(もとゆい)を使用して編み上げていく。
 太田尾の地蔵飾りそうめんは女形と男形の人形で、紙と木でできた枠に金と銀の紙を各1枚はり、その上に人形を編みこんでいく。どちらも外気を遮断して生そうめんを編み上げて作られます。複雑な工程で、所要時間はおよそ3時間で、そうめんが乾燥する前に早く編み上げなければなりません。
 出来上がりは、組紐細工のような見事な造形。とてもそうめんには見えません。小麦やそうめんの生産地でもない地域で、ここまで複雑な飾りそうめんは全国的にも珍しく、また江戸時代中期頃から伝承されたその技は、長崎市の無形民族文化財(昭和50年6月26日)に指定されています。
posted by 太鼓山 at 08:23| 長崎 ☀| 長崎事始め | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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