2009年01月29日

出島三学者

出島三学者
カール・ツンベルク(ツュンベリー)(1743年〜1828年)
 スウェーデンの植物学者、医学者。日本植物学の基礎をつくる。1775年(安永4)から1776年(安永5)までオランダ商館医師として出島に赴任。在日中に採集した植物800余種の標本は今もウプサラ大学に保存されている。著書に「日本紀行」、「日本植物誌」、「ヨーロッパ、アフリカ、アジア紀行」、「喜望峰植物誌」がある。

エンゲルベルト・ケンペル(1651年〜1716年)
 ドイツ北部レムゴー出身の医師、博物学、哲学者。
1690年(元禄3)から1692年(元禄5)までオランダ商館の医師として、約2年間出島に滞在。
 滞日中、阿蘭陀通訳今村源右衛門の協力を得て精力的に日本の歴史、宗教、政治、風俗、貿易の資料を収集し、「日本誌」を著述。
 著書の中で、日本には、聖職的皇帝(天皇)と世俗的皇帝(将軍)の「二人の支配者」がいるとヨーロッパに鎖国中の日本を初めて紹介した。

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796年〜1866年)
 ドイツ人医師・博物学者。1823年(文政6)から1829年(文政12)までオランダ商館の医師として出島に滞在。翌1824年(文政7)には鳴滝塾を開いて日本人に医学・博物学の指導を行う。一方で、日本についての資料の収集に努めた。1828年(文政11)シーボルト事件を起こし、翌年国外追放。1859年(安政6)オランダ商事会社顧問として再来日。江戸幕府の外交顧問としても働いた。1862年(文久2)帰国。著書に「日本」「日本植物誌」「日本動物誌」がある。著書「日本」は、ペリーの来航にも影響を与えた。
posted by 太鼓山 at 10:32| 長崎 | TrackBack(0) | 長崎検定復習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
私が散策して、ひらい出した最新の人気商品はこれ!