2014年08月04日

原爆と放射線

原爆と放射線
放射線による被害(1 
 原子爆弾が他の爆弾と最も異なる点は爆発したときに大量の放射線を照射する点です。放射線は自然界にも存在しますが、1895年にレントゲンによりX線が発見され、現在では医療用の放射線などが人工的なものとしてよく知られています。放射線は五感では全く感じることができないものですが、物質や人体を透過する力が非常に大きく、その際に細胞や遺伝子に異常を引き起こします。損傷の程度は被爆した量によって異なりますが、爆心地から1q以内で被爆した人のうち、無傷であっても、その大多数の人が死亡しています。放射線の破壊力は、それほど強烈でした。人体に及ぼす害は、爆発の時だけでは終わりません。原爆爆発の瞬間に放出された放射線のほか、爆発した時の燃え残りの物が地上落下(いわゆる「死の灰」)したものや、またこの放射性物質が混じったものが降雨(いわゆる「黒い雨」)したものなどの残留放射線により被爆した人も多いといわれています。放射線は身体の奥深くを傷つけ、時がたつにつれて様々の症状を呼び起こします。1945年8月9日に始まった放射線障害の苦しみは、69年たった今日、いまだに消えることはありません。
(ナガサキ・中学生 平和学習資料集参考)

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posted by 太鼓山 at 17:42| 長崎 ☔ | TrackBack(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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